04/08/2020

カラダ、歪んでいませんか【2】

ボンジュール!!

今回は前回に引き続き、カラダの歪みと姿勢のお話です。

体の歪みを放置しておくと、首肩凝り・腰痛・頭痛などの症状を引き起こし、深刻な病気につながる恐れもあります。

前回の『カラダ、歪んでいませんか』をまだ読んでない方はこちらをご覧ください。

 

 

それではカラダの歪みについて、前回に続きもう少し掘り下げてお話していきましょう。

みなさん、『テンセグリティ』という言葉を聞いたことがありますか?

テンセグリティーとは、テンション(張力)とインテグリティー(統合)から作られた造語なのですが、簡単に説明すると物質の構造は、押す力と引く力のバランスで保たれているということを説明しています。

解剖学をこの観点に当てはめることで、よりホリスティックに体の問題を解決に導くことができます。

 

通常は体の機能が上手く作用されていれば、体の運動機能と姿勢は良好です。しかし体の構造の一部で問題が起きた場合、全体に影響を及ぼすことがあります。そしてバランスを失った体は、正常に機能しなく機能不全を起こす時もあります。

それは一体どういうことなのでしょうか?

人間の体はチクワの様な円形の筒状の形をしていて、3次元でみると前部・後部・右側・左側の4のセクションに分割されます。

そしてバランスよく保たれた人間の体は直立歩行を可能として、地球の重力に耐えれるように体は3次元でバランスをとっているのです。

 

体は主な関節(首・肩・股関節・膝・足首)で体を安定に保っています。

しかし そのうちの1つに姿勢の歪みが存在する場合、視界を水平に保つために体の全体のバランスとメカニズムを調整する必要が出てきます。

例えば、パソコンやケータイをよく使う人は前かがみ姿勢になりやすく、肩関節に歪みが出てきたと仮定しましょう。

もしかしたら、どちらか片側の肩が上がっていることもあるかもしれません。

これでは目の位置が水平に保たれないため、体は他の正常な領域を調整してバランスを取ろうとします。

つまり体は 1つの領域が少し右に傾いている場合、身体は隣接する領域を左に傾けることで補正しようとするのです。

もちろん他の要因も考えられますが、最初の原因は猫背や肩関節の歪みだけだったはずなのに、気づいたら足の長さが違っていたり、股関節の高さまで均等でなかったりするのはこの為です。

姿勢が良い方がいいのはわかっていても、忙しい日常生活でなかなか向き合うことのない姿勢やバランス。

ただ放置しておくと、身体は正常な機能を再開せず機能不全の原因に。

マッサージが姿勢改善に効果的なのは、この不均等に硬くなってしまった筋肉にアプローチすることで、左右前後のバランス整え正常な状態に整える役割をしています。

さらにマッサージセラピーは脊柱側弯症(背骨が左右に曲がる)や脊柱後弯症(背骨が前後に曲る)などの症状がある方には、これ以上悪化しないための予防治療にもなります。

 

☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*☆

南フランスから配信している美容&健康情報、フランス生活、メルマガ会員限定イベント

『無料メールマガジン』ご登録はこちら

☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*☆