ボンジュール!
フランス在住マッサージセラピスト MEGUMIです。
フランスに住み始めて2年9か月、先日ついにフランス人の家族として10年のカードを受領しました。申請からカード取得までにかかった時間は約3ヶ月弱でした。
記録用に初めての10年ビザ申請の流れをブログにしておきたいと思います。
簡単な流れは下記の通りです。
【2021年5月、ニースの場合】
・書類集め⇒県庁へ郵送 (2月28日)
・携帯のショートメールで面接の予約が届く (4月14日)
・面接日をネットで予約 (4月15日)
・県庁で滞在許可書の受け渡し (5月20日)
それでは、早速いってみましょーう!
- フランスの10年ビザ申請
まず、書類集めのリストをPDF記載があるホームページからダウンロードします。
・申請用紙4枚
・パスポート
・滞在許可証カード
・出生証明書(フランスに来たばかりの頃取得したアポスティーユ付き戸籍を使いました)
・子供の出生証明書
・6か月以内のガス代、電気代等で自分の名前と配偶者の名前の記載があるもの
・結婚証明書
・フランス人配偶者のパスポート
・配偶者と一緒に暮らしている証明書類 (配偶者との共同名義の賃貸契約書、銀行の共同口座、写真等を今と過去の分も用意しました)
・一緒に暮らしている誓いを書いた手紙
・証明写真3枚
・OFIIの市民講座の受講証
あとこれは提出リストに書いてなかったけど、念のためOFIIのA2とB1の語学学校修了証とTCFでA2以上のサティフィケイトを語学証明のために提出しました。集めた書類はLettre recommandé de reception(郵便局でお願いする配達記録)を利用してA4封筒に書類を入れて2月末に発送しました。書類も全部で20~30枚くらいあり、送料は8€くらいでした。
この後、4月の中旬にショートメールで面接の予約リンクが届き、最短日で予約が取れたのが5月20日だったので、その日を予約して夫にも一緒に来てもらいました。
事前にインターネットで申請料(220€)を支払い、支払い証明書と面接予約の用紙を印刷して面接にもっていきました。コロナ期間だったので、県庁の入口が閉まっていて困っていたら面接者の人だけ警備員に案内してもらい館内に入ることが出来ました。普段はたくさんの移民が列を作って待ち時間も多い県庁ですが、今回は窓口で並んでいる人も3人くらいで待ち時間も5分程度でした。この日はてっきりレセピセ(仮滞在許可書)がもらえるのかと思っていたら、なんと新しい本カードがもう用意されていて、スムーズに10年の滞在許可書カードを頂くことができました。
あと書類と一緒に最近撮った証明写真を郵送したにも関わらず、何故か使用された写真は2年前の滞在許可書のカードの時と同じままでした(笑)
そして現在は文明の発展とともに国籍や人種が違う人同士が恋愛したり、家族になることができます。ただ国籍が違う人が愛し合って一緒に暮らしていく上で、ビザのことは誰もが通る手続きです。それでも書類集めや面接の付き添いなど面倒な手続きにも夫はいつも協力的だったので、このカードがもらえたことを誰よりも一番喜んでくれたのは夫でした。
フランスの移民手続きを通して感じたことは、私みたいにフランス語が全く話せないままフランスに来てしまった人にも、フランス語やフランス生活に馴染めるよう、市民講座で社会の仕組みやフランスの支援制度、あとは無料の語学学校がとても充実しているこということです。
そして夫婦二人で同じ意見だったのが、OFIIの手続きの流れがわかれば手続きはそんなに複雑ではないけれど、特に最初の頃はOFIIの情報が少な過ぎたり、情報にたどり着く過程や手順が明確でなかったりすることもありとても苦労しました。たびたびある移民局からの召喚や、仕事と語学学校の予定の調整なども大変でしたが、これでやっとひと段落です。
これまでピンク色だった滞在許可書は新しくブルーに変わり、次のビザ更新は10年後の2031年と記載されています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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